2012年2月28日火曜日

理解できないこと(再び)

今年来た年賀状のことです。札幌のある弁護士からの年賀状に手書きで彼の息子さんが学校でどうしているとかそんな近況を書いてありました。僕には理解できないことでした。
この弁護士とはかなり長い面識があり,ある集団訴訟の弁護団で一緒に活動したこともあり,まあそれなりに親しい関係だったと思っています。亡妻とも会ったことがあります。
理解できないのは,この弁護士からは,妻の生前も亡くなった後も,全くなんのことばをかけられたこともなかったからです。そういう状況でありながら,手書きで子どもの近況を書いて来るということが,正直理解できませんでした。

そういう弁護士はたくさんいます。前にも書きましたが,同期の弁護士に限らず,それなりに交流のあった関係で,全く何のことばもないのがたくさんいます。
弁護士会というのは強制加入団体で,弁護士会に所属しないと弁護士としての活動ができないので,札幌でやる以上,所属していなければならないのですが,正直,所属しないで済むのならどんなにいいかと思っています。
同期の弁護士の奥さんたちも理解できない人たちです。亡妻と深い交流はありませんでしたが,一緒に旅行したこともあります。彼女たちからも生前もその後も誰一人としてことばをかけてくれた人はいません。理解できません。

東北大震災のあとに盛んに使われた「絆」ということば。どこにそんなものがあるのか知りません。

これ以上書くのはやめます。
今夜はちょっと精神的にまずいかも。
ではまた。

0 件のコメント:

コメントを投稿