2010年11月26日金曜日

理解できないこと2

先日,アップルストアに自宅のパソコンを持って行きました。家族の写真がたくさん入っているのですが,しばらく前から動かなくなって画面にクエスチョンマークが出たりしていたので,写真が失われては大変なので,持って行ったのです。担当になった男性がパソコンを操作しながら「これってキンバリーさんのパソコンですね」と言ったのです。妻がパソコンの操作方法などについて質問しにアップルストアに来ていたことは知っていましたが,偶然妻に対応した人だったのでした。彼に妻が亡くなったことを伝えました。キーボードを操作しながら,彼の目にみるみるうちに涙があふれて来て, 拭っていました。僕も泣いてしまいました。「びっくり部屋」という妻のやっていた英語体感教室のホームページの作り方を教えてもらいにアップルストアに通っていたのですが,質問や答えのやりとりで妻がとても楽しく笑いながら彼と対応していただろう姿が目に浮かんできました。いつも明るく笑顔いっぱいの妻でした。妻が亡くなったことを知って涙を流してくれた彼に心の中で「ありがとうございます」と言いました。

これに対して,生前も亡くなったあとも一言もない弁護士たちの態度を考えると,彼 (彼女)らの冷酷さが際立ちます。こんなこともありました,3週間ほどまえですが,裁判所近くを歩いていたら後ろから声がかかって来ました。妻とも面識のある弁護士で,妻が亡くなってから会うのは初めてでした。その彼はいかにも軽い調子で「あわおさんげんきー。最近・・・・の集まりに来てないけどどうしたの? 」と声をかけてきました。一体この人間はどういう神経をしているのか到底理解できず,ムカッときたので「妻亡くして元気なわけないだろ!」と言ってやりました。

よく「どう言葉をかけていいか分からなくて・・・」ということを言う人がいますが, 本当に気持ちがあれば,言葉は出てくるはずで,気持ちがないことの言い訳に使われているだけだと思います。柳田元法務大臣と同じです。この言い方覚えておけばだいたいはオーケーってことです。

to be continued

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