2011年10月5日水曜日

悲しい知らせがありました

高校1年のときの同級生の女性が乳ガンで亡くなっていたとの知らせが届きました。
子どもさんはいなかったようですが,仲の良かった夫の方の嘆きは大きく深いようです。当然です。
発見が遅く,あっという間に亡くなったとのことです。心からご冥福を祈り,夫の方の悲しみがいつか癒されることを祈るばかりです。

キンバリーとの共通の友人の女性から,今朝メールが来ました。初めて,キンバリーが夢に出てきたということでした。夢の中でキンバリーは家族を失ったことを悲しんでいて,僕と一緒に旅行したときに買ったじゅうたんを大事そうに見せてくれたということです。そして,一人なので家が広すぎて寂しいと言っていて,おなかと胸の手術のあとを見せてくれたという夢だったようです。その方は,キンバリーにとっても,家族をなくしたことになるんだなあ,と感じたということでした。おなかは彩を産んだときの帝王切開の傷跡,胸は乳ガンの手術の跡・・・・

キンバリーの周りには,父親その他の親族,親友のクリスなどがいるはずですが,家族を失った悲しさ・寂しさは同じなんだなあと思いました。

昨日,アマゾンに注文していた本が届きました。
Joan Didion 著 The Year of Magical Thinking  「悲しみにある者」というタイトルで翻訳されていて(
慶応義塾大学出版会),それが新聞の書評で紹介され,その内容が今の自分にとって意味がありそうだと思い,原書を取り寄せました。アマゾンの紹介にはこうあります。

       長年連れ添った夫,ジョン・ダンの突然の死。生死の淵を彷徨う,一人娘,クインターナ。
       一人の女性作家が,夫を亡くした後の一年間と一日を描くノンフィクション。近しい人,愛するひと 
       を 永遠に失った悲しみと,そこから立ち直ろうとする努力についての心の物語。
       いずれ誰かを失うことの意味,他者の死を悼むことの意味を深く問いかける。

      2005年度の全米図書賞を受賞し,累計200万部のベストセラーになっているとのことです。

このようなテーマが目について,手にとって何か共鳴するようなものを感じた本はつい購入してしまいます。読んで少しでも何か前に進むための力のようなものを得られないかと思ってしまいます。
まだ,目に見える効果?は現れてきませんが・・・

VEGAS   を聴きながら

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