投稿してくれた方がいて,このブログを読んでくれている人が少なくとも二人(一人の方は投稿はしないけど読んでくれています)いるということが分かって少し安心しました。昔の演歌で読んではくれないと知りながら手紙を書いてる心情を歌ったのがありましたが,ちょっとそんな気分になっていたところでした。
蘭越事件の報道の論調がちょっと変わったと思った方はいないでしょうか?弁護側の弁論までは,完全に被告人は有罪だという論調でしたが,我々の主張・立証によって,検察官のストーリーが必ずしも完全ではなく,むしろ,穴がいくつもあることにマスコミも気がついたのではないかと思います。再弁論のあと,エレベーターを待っていた我々のところにある大手新聞社の記者が近づいてきて,「無罪判決がでたときには,被告人本人も同席して記者会見してもらえますか」と言ってきたのです。以前であれば,こんな発言がマスコミから出てくることは考えられません。法廷傍聴をしていて,マスコミの記者たちも証拠で被告人の有罪が完全に立証できるかについて疑問を感じているのだと思います。
問題は裁判所が刑事裁判の原則「疑わしきは被告人の利益に」にきちんと従って判断をするか否かです。
3月29日の判決に注目してください。
全く話は変わりますが,この冬に逆戻りしたような天気は何でしょうか。苫小牧方面に雪が降らないことを祈る日々です。この意味分かるでしょうか。分かりますよね(笑)
なんかすごいですね、3月29日ですね。
返信削除ブログは二人どころではありませんよ、
最低でも10人以上、閲覧者がおります。
しかも内容が濃いので閲覧者は増殖中だとおもいます。
記事をたのしみにしております。