手元にシネマフロンティアの半券があります。
去年の4月22日の「ゴッドファーザー」 24日の「アリス・イン・ワンダーランド」
ゴッドファーザーはアメリカ映画史に残る傑作だと思っていますが,キンバリーはマフィア映画は好きではないということで,観たことはありませんでした。僕も,この映画が封切られたときは,あまり興味が持てなくて観ていませんでした。その後,DVDでパート3までボックスセットで購入して,何度か観ていましたが,映画館で観たことはありませんでした。そんなとき,シネマフロンティアで一日に1回だけ昔の映画を上映する企画の中でこの映画が上映されたので,キンバリーを誘ったのでした。
見終わって「こんないい映画だとは思っていなかった。」と言っていました。
監督のコッポラは,サンフランシスコの北にあるナパヴァレーにワイナリーを持っていて,1999年の夏,キンバリーの家族がみんな集まって一軒家を借りて過ごしたとき訪問しました。彼の映画の博物館のようになっていて,「タッカー」で使われた自動車とか,いろいろな小道具が陳列されていたのを思い出します。彼の名前の入ったワイングラスを買って,しばらく使っていました。
ゴッドファーザーが彼女と最後に観た映画だと思い込んでいました。ところが,ある日,5年ダイアリーを開いてみたら,アリスの半券が3枚挟んであったのです。娘の彩と3人で観に行き,混んでいたので前から3列目の席で3Dのメガネをかけて観たのでした。とても楽しそうに観ていた彼女を思い出します。
最後に二人で観た映画としてゴッドファーザーは永遠に残ります。
アリスの半券に「夫婦50割」と印刷されています。僕が50歳になってからは,これで割安で観られるのをいつも利用していました。もう「夫婦50割」で観ることもないんだなあ・・・とこの印刷文字をじっと見ていました。
テレビで3月29日に録音したというスーちゃんのメッセージを聴きました。
穏やかな声でしたね。
シベリウス 交響曲第2番(コリン・デイビス指揮ロンドン交響楽団)を聴きながら
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