2011年8月13日土曜日

事務所で避暑~ニューヨーク,ジョン・レノン

今日も暑い一日になっています。
娘と事務所に来ています。先日,あまりの暑さに耐えかねてようやく買った自宅の扇風機では足りないので,唯一クーラーのある事務所に親子で避暑に来ています。彩は勉強道具とiPad2を持って。朝日新聞のデジダル版をインストールしたので,新聞記事を検索したり,いろいろ勉強に使えると言っています。僕はパソコン関係はちょっと苦手で,彩にインストールとか,いろいろな設定をやってもらえて助かっています。ネット環境で育っているので,初めて使う昨日でも何となくやっているうちにできるようで,いつも感心して見ています。僕が彩よりうまくできることといえば,アナログレコードプレーヤーのターンテーブルに載っているレコードの途中の曲の溝に針を正確に落とすことくらいでしょうか(実際に彩にやらせたことはありませんが)・・・

今日から事務所はお盆休みに入っています。17日から業務開始です。
キンバリーがいたころは,今頃はアメリカに行っていました。アメリカの家族みんなで湖の近くの貸別荘に滞在して過ごすのが恒例になっていました。2002年の5月に亡くなったキンバリーの父親が健在だったときが,一番楽しい夏を過ごしていました。2001年の夏,アメリカから戻って3週間後くらいにあの同時多発テロが発生したのでした。あの日はキンバリーも僕も夜9時前には寝てしまい,リアルタイムでは全く知りませんでした。翌朝もテレビを見る習慣がなかったので,ニュースも見ていなかったところ,ニューヨークの親友リサから「こちらはみんな無事だから心配しないで」というメールが入り,一体何のことか分からずにとにかくテレビをつけたら,あのシーンが目に飛び込んできたのでした。

今朝,彩が好きな王様のブランチを見ていたら,ジョン・レノンの秘蔵映像を集めた新しい映画の紹介がありました。そこで流されたジョンとヨーコの映像を見ながら,またも泣いてしまいました。ジョンは80年12月8日に射殺されてしまいましたが,まだ40歳でした。ヨーコは7歳年上。しばらく別居生活を経たあと,長男のショーンが生まれて,子育てに専念。日本にもよく来ていて,軽井沢で過ごす姿が写真集に残っています。
ジョンとヨーコが出逢ったのが1966年。二人が一緒にいたのは14年間。僕とキンバリーは15年間。だいたい同じ時間の長さを共有した二人なんだなあと思いながら,ジョンが一番愛した街,ニューヨークというナレーションを聴きながら,キンバリーとの思い出の街ニューヨークに想いが行って,いろんなことが浮かんできて,涙してしまいました。

彩はパソコンに夏休みの宿題の作文を打ち込んでいます。
僕も,何かしようと思います。

ジョンのサムタイムインニューヨークシティを聴きながら

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