2011年8月21日日曜日

Jamaica  ジャズ喫茶50周年記念

札幌の老舗ジャズ喫茶(Bar) ジャマイカの開店50周年記念パーティに行ってきました。彩も一緒に。
180人くらいの出席だったようで,Q.ISHIKAWA(今年80歳になるということですが,とても元気に1時間以上の演奏を休みなしで聴かせてくれました)のテナーサックスを札幌在住の豊口健(p)田中久雄(b)館山健二(ds)が強力サポートして,楽しい宴という感じでした。

ジャマイカは開店当初から21年くらい前までは札幌市南2 条西5丁目にあった東映映画館入ったビルの地下にありました。僕が初めて行ったのは高校3年のときだったと思います。1974年。ものすごい音量で,30分くらいいると耳が痛くなるくらいの凄さでした。当時は,札幌にもジャズ喫茶がたくさんありましたが,今はほとんど残っていません。50年間続けるということは大変なことだと思います。

ベルリンから僕の友人ヴォルフガングもこの日のためにやって来ました。19日の夜に札幌に着いて,僕の家に滞在しています。彼と出会ったのもジャマイカでした。20年くらい前になります。東映のビルが壊されることになって狸小路5丁目に移転してからのジャマイカでしたが,いつものカウンターの席に着くと隣に彼が座っていたのです。それ以来,彼とは親友となり,楽しい思い出がたくさんあります。北大の大学院でアジアの経済史を勉強して,ベルリンで博士号を取った優秀な彼ですが,きさくでジャズが大好きなナイスガイです。今でもヘビースモーカーなのが残念なところですが。
彼は,1996年5月に札幌で開いた僕とキンバリーの結婚披露宴でスピーチをしてくれました。日本語で原稿を準備してそれを見ながらスピーチしてくれたのですが,緊張のあまり原稿を持つ手がガタガタと震えていたのを覚えています。昨日も,もしかしたら何かスピーチを頼まれるかもしれないと,スピーチの内容をメモしていましたが,杞憂にすぎなかったのでホッとしていました。

ジャマイカとは,キンバリーと初めて逢った95年の4月に一緒に行っています。僕の大好きな店を彼女にも知ってもらいたいと思って。結婚してからも,ときどき行っていました。

帰りにQ.ISHIKAWAさんのCDを購入して,サインをしてもらいました。TAKESHI SAYAKA そして
KIMBERLY とサインしてもらいました。キンバリーがいたらどんなに楽しんでくれたかなあと思っていました。

同じテーブルに,ジャマイカで札医大のジャズ研時代にウェイトレスをしていた女性が娘さん二人と夫の方と座っていました。僕も彼女のいたときを知っているので話かけたのですが,彩のことを僕の奥さんかも,ずいぶん若い人だな,と思っていたというのです!
これは二つのことを意味します。
①彩がとても大人びて見える(来週14歳)
②僕が非常に若く見える
キンバリーが聞いたら何と言うでしょうか・・・

マイルス・デイビス  ライブイン・トーキョーを聴きながら

1 件のコメント:

  1. 「羨ましい」
     私も「G」ブログの投稿者です。

     昔は東映の地下にありました、南二条二丁目
    「私は、昭和半ばの生まれです」

     一度記念ペーテイーにでましたが・・・
    「18歳~33歳まで、よく通いました」

     当初は、交流ノートでコミュニケーションしてました。
     (このご時勢なら、BBSですね)

    「懐かしい」
     そんな出会いを思い出し書き込み検索でたどり着きました。「長々失礼しました」
     (お目障りならスルー「削除」くださいまし)

    かしこ            岸 みさき

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