2010年12月15日水曜日

God Only Knows

I may not always love you
But long as there are stars above you
You never need to doubt it
I'll make you so sure about it
God only knows what I'd be without you

If you should ever leave me
Thought life would still go on believe me
The world could show nothing to me
So what good would living do me?

God only knows what I'd be without you

                                                      
        いかなるときにも君を愛するとは、言い切れないかもね。
        でも見上げる空に星があるかぎり
        僕の想いを疑う必要はないんだよ。
        時がくれば、君にもそれがわかるだろう。
        君のいない僕の人生がどんなものか
        それは神さましか知らない

        もし君がどこかに去っても
        人生はつづくかもね。でもそれでは、
        この世界が僕に示せるものなど何ひとつない。
        そんな人生に、なんの値うちがあるだろう。

        君のいない僕の人生がどんなものか
        それは神さましか知らない。

昨夜,寝る前に,いくつかの本の山の中からこの本を手にとって,そして,
その1曲目がこの歌。2段目の歌詞がずっしりと僕の胸にこたえた。

「もし君がどこかに去っても」は,本来失恋して,恋人が去っていくという意味なのでしょうが,
僕にとっては,キンバリーが逝ってしまったこと,その後の歌詞を読んで,涙でした。

この曲はビーチボーイズの名曲中の名曲とされていて,「ペットサウンズ」というアルバムに入っています。大好きなアルバムで何度も聴いていますが,この曲は,以前は単なるラブソングでした。
今は,全く違った顔をした曲としてきこえてきます。

昨日から今日にかけて音楽に導かれて,妻のことがたくさん思い出されました。

彼女が息を引き取り,娘と二人で清めてあげたあと,彼女のために最初にかけてあげたのは,
キャット・スティーブンスの「Morning has broken」でした。
夜が明け始めて,外が少しずつ明るくなってきた頃でした。「初めての朝のように夜があけた」という歌詞の一節がキャットのあの少しハスキーな深みのある声で流れたとき,流れる涙を抑えることはできませんでした。彼女を抱いて,その重みと暖かさを感じながら,この曲を一緒に聴きました。
意識がなくなってからずっとかけてあげた彼のCDを彼女の棺に入れてあげました。聴いてくれているかな・・・

Rickie Lee Jones  「it's like this」を聴きながら
      

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